私のハーレーエンジンから気になる異音がしてきました

先日久しぶりにマイハーレーのFXDLローライダーに乗った時の事でした

実は結構前から何となく異音が出ているような気がしていたのですが

今度調べようと後回しにしておりすっかり忘れていました

 

急にバイクに乗ることになったので急いで準備をして出発して

久しぶりのバイクは(夜で涼しく快適でした)気持ちいなぁ~

なんて思っていたら思い出したのです

あれ?前よりカチカチ音が大きいような気がする・・・。

気が付いたのも10分くらい走ったからでしょうか

さすがにエンジンも温まっておりまだオイル回ってないなんて理屈も通らず

そろそろちゃんと確認しないといけないなと思いすでに2日経過してしまいました。

 

私のハーレーエンジンも少しいじっておりプッシュロッドもアジャスタブル式に変更

していて前回カムシャフトを交換してエンジンをかけた時

しばらくの間は問題なかったのですが急にエンジンストール

あれ?っと思い再始動を試みたのですが結局ダメでした

 

この時の原因はプッシュロッドの調整するナットがあるのですがナットが緩まないように

するロックナットの締め付けが緩かったんでしょうね

プッシュロッドの長さが短くなりインテークバルブの開閉が出来なくなってエンジンが

かからなくなったという経験をしているにもかかわらずまだやらないというのんびりさです(笑)

 

今週中には点検しよっと

 

マニアックな話になりますが今までカムシャフト2回変えています

 

最初はスクリーミンイーグルのSE254カムで低速から中速重視のカムシャフトで

出だしのモタツキが解消された気がしていました

これだけでも十分乗っていて私は楽しかったのですが新しいカムシャフト

(新しいと言っても数年前の話です)

スクリーミンイーグルのSE585カム知り低速もトルクアップするのですが中速から高回転

に向かうところを重視しており回すのが面白くなるカムシャフトが気になりすぎて

購入を決断しました。

ただ交換するのは面白くないので実験好きな私はカムシャフトにWPCコーティングを

かけてもらってから組みつけました

このコーティングおすすめですよ

動きがスムーズになります

また別の機会にご紹介させていただきます

 

この時が最後でエンジンいじることはなかったのですが危険は早めに回避しておきます。

参考までにスクリーミンイーグルのアジャスタブル式プッシュロッドの調整方法は

ジャッキでRタイヤを地面から浮かせます

F・Rのスパークプラグを外します

ギヤを5速にいれ圧縮上死点を出します

(プラグホールからピストンを覗くとわかりやすくピストンが上部の位置に来ている状態)

プッシュロッドを伸ばしていき油圧タペットの当たるまで伸ばします

そこからさらに2回転半伸ばします

この作業をインテーク側エキゾースト側両方やったら約10分そのまま放置します

ここが重要で10位経ってからプッシュロッドを回してみるとあまり抵抗なく

回るはずです。もしきつくて回らない場合はプッシュロッドを伸ばし過ぎており

ガタがあるようでしたら緩すぎなので再調整します。

インテーク側エキゾースト側両方くるくる回る状態でしたら完了です

もう一つのシリンダーの方も圧縮上死点を出してから同じ作業をしてください

後は元通りに戻せば調整完了です。

今回ご紹介させていただいたのはハーレー純正スクリーミンイーグルのプッシュロッド

の調整方法です。

他のメーカーの物はわかりませんが英語の説明書に必ず調整方法が載っているはずなので

じっくり眺めてみてください。

私のハーレーの異音の原因がわかりましたらまたご紹介します。