EFIチューニングにシャシダイナモは必要?

昨日は災害レベルの降雪があり午前中は雪かきでほぼほぼ終わりました

10日に工進の除雪機を納車させていただきましたが最高のタイミングで購入されたかと思います

今回のお題は「EFIチューニングにシャシダイナモは必要なのか?」について私の考えを
お伝えしたいと思います

コンピュータチューニングに興味を持ったのが太泉時代(ハーレーダビッドソン札幌)にサンダーマックスや
パワービジョンなどが出回るようになり純正でもスーパーチューナーが販売されていた時です

個人的にはわりと扱いやすそうなサブコンから勉強しようと思いi-conⅡというものを自分のハーレーに
取付色々セッティングの勉強をしていました

自走してデータ編集してを繰り返し違いが出るようになり喜んでいました

その後はパワービジョンとオートチューンキットを購入し勉強しましたが最初は全く意味がわからず
全然うまくセッティングが出せません

仕事が終わった後会社に残りデータを変更して走りに行ってをずっと繰り返していました
色々教えてもらいながら試行錯誤していましたがなかなか違いが出るデータが作れません

そんな時にシャシダイナモでチューニングされた車両を乗らせていただいた時に
こんなに違いが出るものなのかと驚いたのを今でも覚えています

その頃はEFIチューニングはまだ今ほど重要視されておらず
これは絶対需要が増えると思い新店舗を建設予定だった当時勤めていた会社に
シャシダイナモ導入を提案し実際に導入していただきチューニングを勉強しました

シャシダイナモがあればすごいデータが作れるようになると勘違いしていました

データを測定し入力値を計算しデータを編集するを数回繰り返します
最初のころは数日かかっていました

年式によっては見るデータも違い面白いことに全く上手くいきません

甘かったです…

それでも何回もやっていくうちにだんだん理解し良いデータが作れるようになり
作業時間も早くなっていきました

シャシダイナモのメリットは

・事故のリスクがない

・制限速度が関係ないので広範囲のデータが測定、編集出来る

・トルク、馬力を数値化できる

デメリットは

・低速域のデータがとりずらい

・数値の変化はわかるが乗り味の違いは試乗しないとわからない

というのが私の考えです

2019年にもっとチューニングを極めたく(他にも理由はありますが)独立し
N’s Factoryを奥さんと2人で始めました

この時にディレクトリンクをメインにシャシダイナモを使用しないチューニング方法を
勉強しました

自走でデータ収集をするので最初はどのように効率よく作業をするかを考え
シャシダイナモなしで満足してもらえるチューニングが出来るのか不安でしたが
何台かチューニングさせていただき感想を聞くと皆様違いがわかっていただけて
いたので安心しました

自走チューニングのメリット

・自走でデータ収集するので低速~中速域のよく使う所をしっかり編集できる

・違いを自分自身で体感しながら作業が出来る

デメリットは

・自走なので危険

・作業時間がかかる

今回もだいぶ前置きが長くなりましたが個人的な考えは

「シャシダイナモがなくても満足していただけるチューニングは出来るが作業効率を考えてあった方がよい」
というのが私の結論です

まだ2月でチューニングの作業出来るようになるのはまだ先ですが最近シャシダイナモ入ってから
依頼した方がよいですか?と聞かれることが多くなってきました

私の回答は待っていただけるなら良いですがすぐチューニングしたいのなら待たなくてもよいですよ
と伝えております

自走でやろうがシャシダイナモでやろうが満足していただけるチューニングが出来ますので
そこは気にされなくてもよいです

EFIチューニングを検討されている方は是非ご相談ください。