DYNOJET製オートチューンによる私なりの検証結果
私のFXDLローライダースペックはエアークリーナーはスクリーミンイーグルのステージ1キット
マフラーはノーマルカムシャフトは低速、中速重視のスクリーミンイーグルのSE254カムです
DYNOJETのパワーヴィジョンを購入しベースデータを入れてみたものの黒煙を吹くようになり
上手くインジェクションチューニングが出来ずオートチューンキットを使用してデーターを
作ったところノーマルデーターをベースにオートチューンをかけた方が上手くいきました
なぜDYNOJETのベースデータでは上手く調整出来なかったのかを自分なりに分析してみました
その1 マフラーがノーマルであった
日本は排ガスの規制が厳しいためアメリカ仕様のマフラーよりヌケの悪いマフラーが入っています
その為ストックマフラーでデーターを選んだところマフラーのヌケが悪いので「濃すぎる」状態に
なり黒煙を吹いたと考えられます。
その2 ガソリンのオクタン価が日本とアメリカでは違う
日本のガソリンはどこのスタンドで入れても極端にオクタン価は変わらないと言われています
個人的にもスタンドを変えて「あれ?調子悪くなった」と感じたことがありません
アメリカはこのオクタン価が州によってもバラバラでさらに日本の物と比べると
オクタン価低い物が多いです
この事よりアメリカのガソリン、セッティングした環境が
日本仕様のものとアンマッチする為VE値の狂いが生じることがわかりました。
その3 セッティングをするには正しい知識が豊富になければならない
パワーヴィジョンとオートチューンキットは本当に素晴らしいアイテムです
機能も充実しています
しかし今回私の様に使いこなせない人が適当にやってもなかなか上手くできません
それどころか余計におかしな事になってしまいます。
下手なセッティングはエンジンを壊してします危険性もあるので
専門家に任せるのが1番の近道かもしれません。
ただ私のように色々いじってみたいという方も少なくないはずです
私はこう考えます
「楽しければそれで良い!!」
自分でやって壊しても誰の責任でもありません
当然自分の責任です
もし壊してしまってもそれは研究結果に1つになります
嬉しくはないですがこうしたら物は壊れるんだというデーターが1つ増えます
失敗さえも楽しみに変えないとただの無駄遣いになってしまいます・・・。
それでも上手くいかなければ専門家に任せれば良いのかなと思っています。
正直私は1つまともと思えるデーターを作るのに約1カ月かかりました
このデーターも専門家にみせればなんだこれはっていうレベルだと思います
ただ私の場合結果を出したい訳ではないのです
それまでのプロセスだ大事だと思っています
それが楽しいのです
自分で「こうしたらこうなるのか?」「あーしたらどうなんだろう」
この時間が好きなのです。
最後に1つだけお伝えしたいことがあります。
もし無駄なお金を使いたくない、無駄な時間を使いたくない
とおっしゃる方のベストな方法があります
それは専門家に任せる事です。
なんだかんだでこれが1番早いです(笑)