私のハーレーにオートチューンキットを取付けました
私のハーレーにパワーヴィジョンを取付データーを変えてみたのですが
「あれ?こんなもんなのか?」と思い色々調べたところ「オートチューンキット」があること
がわかり購入してみました
今回は取付のご紹介です
そもそもオートチューンキットとは何かと言いますとエキゾーストパイプのところに
オーツーセンサー(オゾンセンサー)という物が取り付けられています
これは簡単に言いますと燃焼後の排気ガスから酸素の濃度を測りプログラムされた空燃比
より濃いか薄いかを判断しインジェクターの噴射時間を変化させるものです。
ただしノーマルのセンサーはナローバンドセンサーと呼び理論空燃比の14.7:1より
濃いか薄いかしか判断出来ません。
そこで登場するのがオートチューンキットのワイドバンドセンサーと呼ばれるオーツーセンサー
に交換します
ワイドバンドセンサーは空燃比を測る事ができ例えば今の空燃比は13.0:1だ
今は14.0:1だなどと0.1単位で空燃比を測ることが出来ます
このことによってプログラムされた空燃比に対して体積効率(以下VE値)を増やすべきか減らすべきか
判断できるようになるのでオートチューンキットを付けてテスト走行をするだけで
インジェクションチューニングが出来るという優れものです。
早速センサーの交換です
エキパイを外している状態でしたら特に悩むことなくセンサーの交換ができます
もし私みたいに超がつくめんどくさがり屋さんはお金で解決できます
オーツセンサー用の工具があるのでFXDLローライダーの場合
マフラーを外さなくてもオーツーセンサーの交換が出来ます。
オーツーセンサーを取付けたら配線をつなぐ小さいボックスがあるので結線していきます
配線が沢山あるのですが色分けされているので悩まずに取付出来ると思います。
ただ収納場所を考えて取付けないと配線でごちゃごちゃになるので気を付けてください。
最後にオートチューンキットとパワーヴィジョン本体を結線すれば完了です
早速DYNOJETのベースデーターでオートチューンをかけてみました
ちなみにパワーヴィジョンはセンサーのデーターモニタリングしながら走行できます
オートチューンキットを付けているときは空燃比値をモニタリングできます
テスト走行をするとすぐに黒煙の謎が解けました
それはDYNOJETのベースデーターが「濃すぎ」だったのです
普通に走行していても空燃比が12.2とか11.8くらいになりかなり濃いめという事がわかりました
だんだん面白くなり色々トライ&エラーを繰り返してわかったのが
実はノーマルデーターをベースにオートチューンをかけた方が早かったという事でした
この結果は次回ご紹介させていただきます。