ハーレーでセキュリティの付いたモデルのバッテリー交換のやり方 ツーリングモデル編
バイクのオーナー様はある程度ご自身で整備をしている方も多いです
ショップに依頼すると部品代+作業工賃がかかてきてこれが結構痛い出費になります
もちろんプロに任せて作業をやってもらえば安心してハーレーに乗れます。
しかしバイクや車っていじるのが好きって言う方も多いんです。
今回ご紹介するのはハーレーダビッドソンでセキュリティが付いているモデル
もしくはオプションパーツでセキュリティを付けた車両の正しいバッテリー交換
の手順をご紹介します
ツーリングモデル
2014年以降のツーリングモデルはセキュリティが標準装備になっています
2013年までのモデルでセキュリティが付いている車両はキーフォブ(リモコン)の
ボタンで「設定」「解除」が出来ます
ボタンの長押しで「設定」ボタンを素早く2回押す(ダブルクリックみたいな感じ)「解除」する
事が出来るので必ず「解除」した状態でバッテリーを外してください。
2014年モデルはイグニッションをOFFにしたら自動でセキュリティが「設定」されてしまいます
このままバッテリーの端子を外すとセキュリティのサイレンが鳴り始めます
メインヒューズを抜いても一緒です
ではどうしたら良いのかというと
「イグニッションスイッチをOFFにしすぐにメインヒューズを抜きます」
もう少しかみ砕いて説明すると
1 1度イグニッションスイッチをONにします
2 約4秒待ってからイグニッションスイッチをOFFにします
3 メーターを見ると赤い丸が約4秒点灯しています
4 赤い丸が点灯している間にメインヒューズを抜きます
これでセキュリティが効かなくなったのでバッテリー端子を外してもサイレンが
鳴ることなくバッテリー交換ができます。
バッテリー交換の手順
用意する工具
シートとシートストラップを外す為のプラスドライバー(長い方が使いやすいです)
ECMトレイを止めているボルト×2の部分 ラチェット、コマサイズは2分の1
バッテリー端子のネジ コマサイズ10ミリもしくはプラスドライバー#3
手順
1 シートとシートストラップを外します
2 左のサドルバックを外します
3 左のサイドカバーを外します(引っ張ったら外れます)
4 メインヒューズ(赤い50A)を抜きます
5 ECMトレイを止めているボルトを外します
6 バッテリー端子を外します
注意
バッテリーは必ず「マイナス」を先に外してから「プラス」を外し
取付ける時は「プラス」を付けてから「マイナス」を付けます
この手順を間違え「マイナス端子」が繋がったまま「プラス端子」を外そうとして
「プラス端子」に工具が触れたままその工具がフレームに接触した瞬間「バチン」
と火花が飛びショートします工具と触れた部分が溶けるので絶対に間違えないで
下さい。
新品のバッテリーを取付けたら
逆の手順で元に戻せば完成です。
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