今や定番メニューのEFIチューニング何がどう違うのか?

2007年モデルから全社インジェクションになったハーレーダビッドソン

エアークリーナーとマフラーを変えるとやたらパンパンなったり

アクセルを開けていっても回転がもたつきスムーズに伸びていかなくて悩んでいる

オーナーさんも多いみたいですね。

EFIチューニングって雑誌にもよく出てくるけどいろんな種類があるし値段もバラバラで

結局何がどう違うのかよくわからないという方も多いはず

そもそもなぜEFIチューニングをするとパンパンならなくなったりするの?

という疑問を解決するお手伝いを出来ればと思います。

 

「コンピューターって何が違うのか」

 

コンピューターは大きく分けて3種類あります

フルコンピューター(フルコン)

サブコンピューター(サブコン)

フラッシュチューニング

 

フルコンは名前の通りハーレー純正のコンピューターを丸々取り替えてしまうタイプ

主に「サンダーマックス」「ツインテック」があります。

 

サブコンは純正コンピューターの間に割り込ませるタイプ

主に「パワーコマンダー」「i-CON3」などがあります

 

フラッシュチューニングはノーマルのコンピューターの中身のデーターを書き換えるタイプ

「スーパーチューナー」「パワーヴィジョン」「ディレクトリンク」「フューエルパックFP3」

などがあります

 

何が違うのかと言うと「設定できる項目」「設定範囲」

値段の違いは「生産コスト」「数値の入力が出来ない部分の精度」

 

値段が高いから良い物安いから悪い物という訳ではなく

それぞれ得意分野があるので結局「どういう状態にしたいのか」が重要です

 

例えば「3拍子したい」「ガンガン回して乗りたい」「燃費重視にしてほしい」

などオーナーの方によってそれぞれ求める物が違いますよね?

まずはどれを使ってEFIチューニングをするかではなく

大切なハーレーをどう変化させたいかもしくは今乗っていて感じる

不満や悩みがEFIチューニングをする動機になりますので

いろいろコンピューターの事を調べる前にまずは思い返してみてください。

 

もしパンパン鳴らなくなれば良いとかなんとなくみんなやっているから

という理由の方はちゃんとチューニング出来ればどのコンピューターを

使っても悩みは解決できるので1番リーズナブルな物を選んでよいです。

 

ちなみにここで言う「ちゃんとチューニング出来れば」というのは

専門知識を持ったショップでチューニングしてもらう事をさします。

最近はシャーシダイナモを導入するお店が増えてきていますが

チューニングデバイスを扱っているお店のごく一部と言えます

シャーシダイナモを持っていないからダメという事ではなく

専門知識を持っているか持っていないかで

EFIチューニングして良かったと思うか

無駄遣いしたと思うか大きな分かれ道になるのでお店選びは慎重におこなってください。